シャッターが閉まっている店先に、
貼り紙されているのを見ると、
ぼくは興奮して見入ってしまうのです
そこに書かれているのは一篇の抒情詩だから・・・
それは、長年、腕をふるってきた店主の
熱い思いが込められた抒情詩にほかならないから・・・
日本を代表する書店街、というか、世界を代表する書店街に、ひっそりとある一枚の抒情詩を見つけました。読書離れとネット書店の台頭により、町の書店さんはどこも厳しいと聞いていますので、ビル建替えによるものなのか、本当のところはわかりません。
さりげなく書かれた「明治八年創業以来」の文字が、ずっしり重く響いてきます。