世界の富裕層はイベントを求めて一年を同じスケジュールで旅するといいます。
1月はスイスのサンモリッツにスキーへ、5月はモナコにF1観戦へ、7月は夏の日差しを求めて地中海のイビサ島へ、8月にはオーストリアにザルツブルク音楽祭を観賞へ、というように。これを「ハイライフカレンダー」というのだそうです。
これと同じように、わが国のアマチュア野球界にもハイライフカレンダーがあるのをご存じでしょうか?4月は東京六大学野球観戦に神宮球場へ、7月は都市対抗野球を観戦に東京ドームへ、8月は高校野球を観戦に甲子園へ、11月には明治神宮野球大会を観戦に再び神宮球場へ、というように。
日本人にとってみれば、こちらのほうがよっぽど贅沢な旅ではないでしょうか?
さあ、最高の贅沢を求めて「アマチュア野球界のハイライフカレンダー」に沿って出発です❗
ここは、夢中で白球を追い続けてきた野球少年たちの終着駅・・・
嗚呼、哀愁の都市対抗野球❗
●「真夏の夜の夢」九日目最終日 2019/7/25
ついに今年が終わってしまいました。今じゃあ、JFE 東日本なんていう(バタ臭い)社名ですが、われわれ世代には「川崎製鉄千葉」。千葉にある(だっさい)製鉄工場のチームが(しつれい)、創部48年目にして初優勝を遂げました。
「48年は長いなあ~」と、感慨深くなりましたけど、ぼくよりも若いことに気づき(51)、自分の年を再確認してしまいました(苦笑)
この大会で18試合を観戦、トリプル100の一つ「年間100試合観戦」に向けて荒稼ぎすることができました。さあ、つぎは甲子園で荒稼ぎだあー❗
いつか、きっと・・・
隣接する東京ドームホテル。いつか、きっと、「大会期間中、ずうっとここから歩いて通い、全試合観戦してみたい」と、野心を募らせています。
そんな野心を募らせてから、もうかれこれ何年にもなるけれど、いつか、きっと・・・そんな身分になってやりますぜ。
●「真夏の夜の夢」八日目 2019/7/24
いよいよラスト二日目。トヨタ自動車が決勝に進出しました。その打線には、明治の逢澤に、早稲田の河原に、慶応の沓掛に、法政の多木、そしてまた慶応の辰巳と神宮球場の六大学野球で観てきた懐かしいメンバーが連なり、まるでOB会の雰囲気になっていました。
こういうところが、アマ野球観戦を続けている楽しみなのです。
明日で、もう今年の祭りが終わっちゃうんだなあー
●「真夏の夜の夢」七日目 2019/7/24
大会期間中の内野席はすべて自由席。なので、いったん席を離れてトイレに行ったり、食べ物を買ってきたりすると、自分の席を見失うことがあるのです。見渡しても、どこも同じような光景なので、通路で自分の席を見失って呆然と立ち尽くしたり、あっちに行ったりこっちに行ったり、階段をさ迷っている、いわゆる帰席難民をよく見かけます。周りはそれに気づきますので、ああ、あの人、帰る席がわからなくなっちゃったんだなあーと、笑っていたりするのです。なので、「ああいう風には、なりたくないなあ」と思っていました。
ーところが。つい、自分もやってしまったのです。もう恥ずかしくて顔から火が出る思いで探すのですが、焦ればあせるほどわからなくなり、しばらくは諦めて、違う空いている席に座り、あたかも「この席を探していたんですよー」的な涼しい顔をして、周りの目を誤魔化したりしていました。
その後、無事に見つかりましたが、一時は永遠に帰れないのではないか?と本気で考えてしまうほどでした(苦笑)おっかないですねー。気をつけましょう。
<かれこれ四年ぐらい、笑顔のすてきな同じヱビスの女の子から、ビールを買っております。今年はあと何杯飲めるかな~
●「真夏の夜の夢」六日目 2019/7/21
「さあ、さあ、おそうじ~、おそうじ~」
パタ、パタッ
東京ドーム名物(?)
「試合の合間に、事務員のお姉さんが、グランドのお掃除をお手伝い」のとってもシュールな光景。なぜに、このような格好をさせているのでしょうか?きっと、担当者の趣味なのでしょうね。
●「真夏の夜の夢」五日目 219/7/18
「都市対抗野球」はその名の通り「都市」VS 「都市」の戦いになります(実質、企業VS 企業ですけど)。
なので、今夜の明治安田生命VS ホンダ熊本は、正式には、このように「東京都」VS 「大津町」になるのです。
東京都と大津町の戦いって・・・ぷっ。野球でなければ、あまりにも可哀想すぎるハンデありすぎの戦いですよね。
試合の結果は東京都の辛勝でした。面目は保たれたかな~
●「真夏の夜の夢」四日目 2019/7/17
もうすでに試合がはじまっているのに、まだ入りきれない日◯の社蓄たちによる・・・おっと失礼❗日本経済を支えるスーパーエリートたちによる長蛇の列が。ものすごい人数ですね。さすが、「世界の日◯」。
さあ、これからドーム内は野球を肴にした巨大接待場と化すのです。
本社さんも、パートさんも、ワッショイ~、ワッショイ~
下請けさんも、取引先も、みんなでワッショイ~、ワッショイ~
●「真夏の夜の夢」三日目 2019/7/16
「ピタッ、ピタッと」
試合前のグランドでは、ボールガールがライン引きのお手伝いを。この光景がけっこう好きなのです。なんか、かわいいでしょう。
●「真夏の夜の夢」二日目 2019/7/15
「岡山市代表チームの応援台に、応援席からふつうのオッチャンが突然乱入してきたんだけど、誰にも引き下ろされず、ずっとそこにいた。あんまり、急なことなんで、みんな呆気にとられていたんだろうね(笑)」
・・・なんていう感じで日記をまとめようとしたら、あのオッチャンはCMキャラクターをやっているルー大柴だったらしいです。
あまりにも、オーラなさすぎて、ね・・・
●「真夏の夜の夢」開幕 2019/7/13
今日からはじまる都市対抗野球を観戦に東京ドームへ。
ドーム内に入ってグランドを見たら、不思議と既視感が。「一年待ち続けて、ようやくこの日がきた」というよりも、「去年最後の試合から、中一週間ほどあけて、また来た感じ」がしたのです。つい、この間まで観ていた試合の続きを観ているようで、とくに感慨深いものを感じないほどでした。
一年なんて、あっという間だということを、あらためて実感しました。
さてさて、今年は何試合通いますやら。
●来週、都市対抗野球開幕 2019/7/6
早いもんで、あれからもうすぐ、一年が経つんですねえ~。いよいよ、都市対抗野球が始まります。チケットも手に入れ、すでにこちらは準備万端。一年に一度のお祭り騒ぎに、心踊らせ待つばかりです。
もう、待ちきれませんなー