最近、「奈良」に旅していません。そろそろ禁断症状がでてくるかも(苦笑)
わたしのパワースポット巡り600ヶ所超で、最も思い出深い・・・奈良。
これまで縁の無い土地だったけど、ここで死ねたら本望だと思った・・・奈良。
わたしの人生に最も影響を与えたと言っても過言ではない心のふるさと・・・奈良。
奈良について書いた日記を、閉鎖中の旧ブログから引っ張ってきました。
パワースポット巡り(255)(256)大和川の風神「龍田神社」と水神「廣瀬大社」 2015/06/28
母なる川「大和川」に、「大和の風神と水神」と並び称される神社があると聞きまして、いてもたってもいられなくなって、行ってみることにしました!
まずはJR関西本線三郷駅で降りて「風神様・龍田神社」のほうへ。途中で境外社「神奈備神社」がお出迎えしてくれました。小さな神社ですが、「こめかみ辺りにキーンと痛みがくるパワースポット特有のパワー」が出ています。これは、本社のほうもかなり期待できそう♪
そこから、なだらかな坂を上がっていったところに本社の風神様「龍田大社」がありました。おおー、思ったより広い境内に、澄み切ったすがすがしい空気が流れています。
パワースポットとしては、
白龍神社、恵美須神社、稲荷神社が並んでいるところ、とか、
(おや、陰徳を積んでいる方がおられるようです。すばらしいことです)
このあたり、とか、
(ん?これ、なんか、砲台と大きな弾丸のように見えるんだけど、なんでしょう?)
パワースポット(252)「龍田神社」
そして、つぎに、「水神様・廣瀬大社」がある法隆寺駅へ。駅から歩いて30分ほどたったところで、河川沿いに明らかに神社のそれとわかる、こんもりとした森が見えてきました。おそらく、あそこでしょう。
やっぱりそうでした。
最初の鳥居からずうっと長いトンネルのような参道が続いていきます。その途中に、パワースポットが並んでおりました。
日吉社、
日露戦争の戦利品、
おや?ここにも砲台と砲弾が。案内板によると日露戦争での戦勝を記念して陸軍から奉納されたのもなんだとか。じゃあ、さっきの龍田大社にあったのも同じものなのでしょう。
祓戸社、
「知らず知らずの内に過ちを犯す 罪けがれを祓い清める神」だそうです。罪けがれだらけなんで、よろしくお願いします。ぱん!ぱん!っと。
そして、長い参道が終わり境内に入ると、ああ、ここもまたすばらしい雰囲気。(写真だと伝わりずらいと思いますが)古めかしくも清潔感のある、枯れた美しさを感じます。
・・・しかし、こんなすばらしい神社なのに、駅を降りたところに建っていた案内板には名前がないのです。駅名を見ればわかる通り、たしかにここはかの世界遺産・法隆寺の町。外国人観光客のグループなんかもゾロソロとそっちへ向かっておりました。彼らもいろいろと日本文化を知ってきているようですが、まだまだ初心者ですな。法隆寺駅で降りて、法隆寺を素通りして、廣瀬大社に行くっていうのが通ってもんですよ〜。
パワースポット(253)「廣瀬大社」
神様に格付けするのは大変におこがましいことですが、古代より神社にはいくつかの格が存在していました。なかでも霊験あらたかな二十二社には「名神二十二社」という最高級の格が与えられていたそうです。そこには伊勢神宮、石清水八幡宮、春日大社と名だたる神社が並んでいたのですが、「大和の風神と水神」もその中に入っていたんだとか。さすがに二社とも格式高い古社の風格をそなえていました。でも今は、どちらかというと知る人ぞ知る神社になっています。もったいない。
奈良に行ったときは、ぜひ、風神様水神様巡りもしましょう~