最近、「奈良」に旅していません。そろそろ禁断症状がでてくるかも(苦笑)
わたしのパワースポット巡り600ヶ所超で、最も思い出深い・・・奈良。
これまで縁の無い土地だったけど、ここで死ねたら本望だと思った・・・奈良。
わたしの人生に最も影響を与えたと言っても過言ではない心のふるさと・・・奈良。
奈良について書いた日記を、閉鎖中の旧ブログから引っ張ってきました。
お奈良しましたあ~! 2013/06/29
あ、奈良に行ってきたってことですよ(笑)
今年はやくも二回目の奈良です。いやー、奈良はいいですねえ。すっかりその魅力に憑りつかれてしまいました。京都なんて、本当は二番目のくせに、まるで元リ××ート社員のようにアピール上手で一番のように振る舞っているじゃないですか。ぼくはそういうとこ、大嫌いなんですよ。それにくらべて奈良は、本当は一番なのに寡黙で控えめで、ことさら自分のすごさをアピールしようとしないんですよ。そういうところがいいじゃないですか。日本人なら、こうありたいものです。
これまでの旅で紹介してきた奈良の魅力を二点おさらいしましょう。
「大美和の杜」を見てから死ね!
大神(おおみわ)神社境内にある「大美和の杜」展望台に登りますと、このような光景が。遠くに連なっているのが葛城山、金剛山で、ぽつんぽつんとある二つの山が万葉集でもお馴染みの耳成山と畝傍山で、手前に見える大きな鳥居が大神神社の大鳥居です。どうです、絶景でしょう。
ここは卑弥呼が生まれ、いくつもの戦いで血が流がされ、宮廷で歌が詠まれてきた、この国の歴史文化が一望できる聖地。この国に生まれてきたからには、一度は訪れてみたい場所なのです。
奈良の空は「古代の空」
奈良の空って、東京や他で見る空とはまったく違うんです。まるで風雲急を告げる龍が飛び回っているように、雲が激しくうねっていきます。一瞬たりとも同じ表情を見せません。けっして平穏な表情を見せないのです。
ここの空は古代の空とまったく変わっていないと思えるのです。卑弥呼や古代人が見ていた空とまったく同じものを見ているんだと思うと、なんか、わくわくしてくるでしょう。
パワースポット巡り(131) 大和神社 2013/06/30
2月に、日本最古の神社を名乗る大神神社と石上神宮を巡りましたが、ぼくとしたことがすっかり見落としていました。この二つの神社のちょうど真ん中あたりに、もうひとつ、「大和(おおやまと)神社」という日本最古を名乗る神社があるようです。そこで、再び「日本最古巡り」をするべく奈良に向かいました。
石上神宮のある天理駅と大神神社のある三輪駅の真ん中、長柄駅で降ります。すると、あっ、見えました、日本最古の看板です。
15分ほど歩いていくと参道に着きました。このながーい参道を歩いていると「パワースポット特有のこめかみ辺りにキーンとくる痛み」がきます。しかもそのキーンが、古めかしくも厳格さをともなってくるのです。うーん、さすが日本最古を名乗るだけのことはある。
宇宙戦艦・・・じゃなかった、大和だけに戦艦大和にゆかりがあるようです。
拝殿の向こうから、かなり強く古めかしくも厳格さをともなったキーンがきます。むむむ、さすが日本最古を名乗るだけのことはありますね。
ここからも、かなり強くきます、高○神社です(すみません、漢字が難しくって読めませんでした)。
日本最古の看板に偽りのない、古式ゆかしい厳格さをもったすばらしいパワースポットでした。以前は、大神神社をスタン・ハンセンに、石上神宮をブルーザー・ブロディに例えて「最古タッグ」と呼びました。でもどうやら、その真ん中にテリー・ゴディ(もしくはジミー・スヌーカ)がいたようです。これからは、「最古トリオ」と呼びましょう(笑)
帯解駅 2013/07/01
奈良には帯解(おびとけ)という名の駅があるという。
悪代官に「あー、れー」って帯をくるくる回されてる娘を連想させるなあ~。
ふるいけや かわずとびこむ 水の音
〜なんていうもんじゃない、奈良では巨大ウシガエルたちがバッシャーン!ドボーン!バシャバシャバシャ!とやっていました。
これには、芭蕉さんも困り果てたでしょうね。
《つづく》