♪ この美しい日本列島に
クワガタ民族と大和民族の美しい共同体を作りたい
さあ、手をとりあって
夢の社会を作ろうよ
おお、われらが国虫会
栄光の国虫会
大日本国虫会 ♪
2013年9月、駅前大型スーパーで売れ残っていた可哀想なクワガタを引き取ってやりました。はじめは、可哀想で引き取っただけでしたが、その魅力にとりつかれていくようになりました。そのうち、日本に「国虫」が決まっていないことに気づき、この魅力あるクワガタを国虫にしようという高い志をもつようになりました。そして、ついに、その志を遂げるべく「国虫会」を結成しました。総裁職にはわたしが就き、必ずやフリーメーソンを超える秘密結社に発展させたいと考えております。どうか、ご期待のほどよろしくお願い申し上げます。
国虫会 総裁(兼)会長(兼)理事長(兼)幹事長(兼)広報部長(兼)飼育部長 こうやまあきら
国虫会の屋台骨、「古事記累代」のオシホホミミが死去しました。総本部が悲しみに包まれました。
「母アマテラスから地上に降りて統治する指令を受けながら、その役を息子に譲って逃げた情けない神」という損な役割を与えられ、かわいそうなことをしたなと思っています。名誉のために書かせていただければ、歴代のオオクワガタの中でも、最も体が大きく、心も強いやつでした。
今後は標本となって(わが会では、これを御神体になると言います)、子孫の行く末を見守っていただければと思います。長い間、お疲れ様でした。
で、その息子であり、「天孫降臨」という古事記神話の中でも、かなり重要な地位を占める主人公ニニギはというとー、
ついこの間、三度目の脱走から帰還。今回は五日間という大脱走劇を演じましたが、五日目になりお腹を減らしたのか、夜、ぼくの枕元にコソコソっと、「お腹すいた・・・・ごはんちょうだい・・・」っていうしょぼーんとした顔で出てきました。あまりにも自由人。でもそんな型破りの性格でないとデカい仕事はできないと思うのです。さすがに、四度目は起こさないように、ふたを外せない型の飼育ケースに移動させました。今後は反省してもらって、そのエネルギーを正しい方向で使ってもらいましょう。
< はんせい、してまーす