パワースポット!
パワースポッター!!
パワースポッテスト!!!
より強いパワースポットを求めて全国を旅します!
パワースポットとは何か?
ウェブを見れば、それこそ風水師、占い師、スピリチュアル・カウンセラー、パワースポット・マニア・・・と、さまざまな立場の方が独自の定義をもっておられるようです。
このわたしも定義をもっていて、その定義は「与えられた限りある命を、せいっぱい生きていく上で、そのエネルギーを充電できる場所」というもの。具体的には、「こめかみ辺りに、キーンという痛みがくる場所」を指します。この感覚はわたし独自のものであり、ほかに聞いたことがないのですが、その能力にはかなり自信をもっているのです。
そんな(自称)第一級パワースポット鑑定士が「年間100ヵ所」を目指してパワースポット巡りをおこないます。
山形市に来ました。
来た方ならわかると思いますが、市街地のランドマークタワーのように、「おむすび」型をした山が見えます。全国どこでも、きれいな円錐形の山は「霊山」として信仰されていることが多いので気になります(有名どころで言えば、奈良の三輪山なんかがそうです)。
あの山にも、霊山とされるようなパワースポットや神社があるかもしれません。そこで早速、調査してみることにしました。
と、その前に、まずは宿泊しているホテルの向かいにある神社へご挨拶を。これをするのと、しないのとでは、後々の結果に大きな違いがでるってものですよ。
境内には、かなりキツメの「パワースポット特有のこめかみ辺りにキーンとくる痛み」が渦巻いていました。幸先よく強力なパワースポットのようです。
「商の神様」らしいです。出張の成果がでますように。
ここは、キツイ。「火防神」です。これから冬場に入ると、クワガタをヒーター管理して外出しますので、火災予防をよろしくお願いいたします。
地元の彫刻家「新海竹太郎銅像」。生きておられれば、この天才詩人の銅像を作っていただきたかったなあ。
拝殿です。「今日の登山がいいパワースポットとの出会いになりますように。無事に下山できますように」ぱんぱん!っと。
その時、拝殿のうしろが、土をこんもり盛ったような形をしていることに気づきました。これはもしかすると、「古墳」があるのかもしれません。
背後にまわってみました。案内版によると、あの盛り土は「山形城三の丸土塁跡」なのだとか。古墳ではないようです。山形駅の反対側出口に、お城の跡に造った公園がありますが、この辺りも昔はその一部だったみたいです。
それにしても、痛みがキツイ!この辺りには、何やら不安を呼びさますような、決して心地良いものではない痛みが充満しています。足元には、何かここで惨状があったかのように散乱するカラスやハトの羽が・・・。ホラー映画の一場面を観ているような感覚に陥り、ほうほうのていで逃げ出しました。
神社はいいのですが、土塁跡には近づかないほうがいいでしょう。さあ、気をとりなおして、おむすび山へ向かって出発だ!
《つづく》