♪ この美しい日本列島に
クワガタ民族と大和民族の美しい共同体を作りたい
さあ、手をとりあって
夢の社会を作ろうよ
おお、われらが国虫会
栄光の国虫会
大日本国虫会 ♪
2013年9月、駅前大型スーパーで売れ残っていた可哀想なクワガタを引き取ってやりました。はじめは、可哀想で引き取っただけでしたが、その魅力にとりつかれていくようになりました。そのうち、日本に「国虫」が決まっていないことに気づき、この魅力あるクワガタを国虫にしようという高い志をもつようになりました。そして、ついに、その志を遂げるべく「国虫会」を結成しました。総裁職にはわたしが就き、必ずやフリーメーソンを超える秘密結社にしたいと考えております。どうか、ご期待のほどよろしくお願い申し上げます。
国虫会 総裁(兼)会長(兼)理事長(兼)幹事長(兼)広報部長(兼)飼育部長 こうやまあきら
ついに、三代目の姐さんが死んでしまいました。今年は記録的な猛暑、耐え切れずに死んでいくクワガタもいるかと危惧していましたが、それはなさそうでした。
そのかわり、猛暑の影響を受けたと思われるのが、産卵数の大幅な減少でした。こちらの姐さんも頑張ったのですが、わずか3個だけ(二代目は10個でした)。累代が危ぶまれる数ですが、バトンを渡された「国虫会飼育部長」のわたくしが、その肩書にかけて無事、育て上げ、四代目へと繋げていきたいと思います。
ともあれ、おつかれさまでした~。
姐さんの旦那様、つまり「三代目」の一生を過去の日記で振り返ります。
【旧ブログより】
「三代目」候補、産まれるちゃっ! 2017/08/29
産めよ、増えよ、地に満ちよ!
地に満ちて、
地を従わせよ!!(聖書)
(・・・ここで、「ワルキューレの騎行」が大音量で流れる)
二代目北九州ヒラタ一家の姐さんが、つぎつぎと赤ちゃんを産みはじめました。来年、この中から三代目が選ばれるのです。それまで、がんばって栄養がある菌糸をいっぱい食べて、大きく育ってほしいものです。
これから、どんどん賑やかになってくるのでしょう。楽しみだなあー。
「三代目」候補、サナギへの準備ちゃっ! 2018/03/24
ガサゴソ、ガサゴソ・・・
暖かい日が続き、春の訪れを感じた北九州産ヒラタクワガタの幼虫ちゃんたちが身支度をはじめたようです。ビン底で体のまわりに穴を堀り、その壁をフンで塗り固めはじめました。こうして特別にあつらえた寝室で(専門用語で蛹室といいます)、近いうちにサナギへと生まれ変わるのです。親や先輩に作り方を教わることもなく、時期がくると自分たちで勝手に作りはじめるのが不思議でなりません。みんな天性の大工のようです。そして、これから夏に羽化してくるまでが、最も気を使わなければならない繊細な時期になります。少しの衝撃でも、ショックで死んでしまうことがありますので。
この中から、一番デカくて強いやつ一頭が国虫会直参団体「北九州ヒラタ一家」の三代目を継承することになります。どの幼虫がその栄誉につくのでしょうか、今から楽しみです。
「三代目」候補、サナギマンへちゃっ! 2018/03/28
北九州産ヒラタクワガタの幼虫ちゃんたちが、続々とサナギマンになってます。やがて、1カ月もすれば、みんなイナズマンに(成虫に)なるでしょう。その時が、今から楽しみだっちゃ!
「三代目」候補、ぬぎぬぎちゃっ! 2018/05/28
国虫会直参団体「北九州ヒラタ一家」、その三代目を継ぐオスたちがぬぎぬぎをはじめました。さすが、日本一の武闘派の土地から来たクワガタたち、その最中も、さかんに周りを威嚇していて、写真を撮ろうと覗いたぼくも睨みつけられてビクッとしたほどでした。
まだ全体が見えないので、はっきりしたことはわからないのですが、ざっと見えた感じからすると、みんな、初代や二代目より大きいようです。成功する組織には、三代目が大きく発展させるケースが多いので、この三代目にも期待が大ですね。
<ぬぎぬぎ、ぬぎぬぎ、
ちょっとだけよ〜(加藤茶のモノマネで)
「三代目」候補、もう一息ちゃっ! 2018/05/29
北九州ヒラタ一家三代目を覗いてみると、あおむけになって体の裏側を乾かしていました。この写真ではわかりずらいかもしれませんが、ぬぎぬぎしたての頃の白っぽい体から、(まだやや赤みがありますが)クワガタらしい黒色に乾きつつあるようです。あともう一息ですね。
「三代目」、ついに決定ちゃっ! 2018/08/25
記録的な猛暑だった今年。保冷剤で冷やしたり、クーラーを使ったりしてなんとかやり繰りしてきましたが、それでも防ぎきれなくて、クワガタたちもゲンナリしています。クワガタというと、夏に出てくる生き物というイメージがあり、夏の暑さにはさぞかし強いのだろうと考えがちですが、実際はそうでもないのです。彼らが住む山奥は、夜になると意外と涼しくなりますので。
「北九州ヒラタ一家」三代目候補のオスたちも、せっかく体が固まって蛹室から出てきたのに、あまりにも暑くてグッタリしています。(見ていて、かわいそうなほどです)
そんな中、一匹だけやたらと元気のいいやつがいました。他の兄弟たちよりも一回り体が小さいのですが、飼育ケース内をずっと走り回っています。エサやりのときも、デカい兄弟たちはグッタリして、ぼくの存在にまるで無反応なのに対し、背伸びをして小さいツノをふりかざして威嚇してきたり。闘争心も人一倍あるようです。
その姿を見てピンとくるものがありました。本来なら、一家の跡を継ぐのは一番体のデカいやつにするものですが、三代目はこいつに任せてみようと。やっぱり元気であることが一番だと思うのです。このイキのよさで、組織をしっかりまとめてもらいましょう。
というわけで、継承の盃事を。残念ながら、二代目はすでに死んでいますので、ここは一匹で。ブリーダーファーム社の「すこやかゼリー」を用意しました。
<盃を飲みほされますと、代は当代であります。
<おう。まかせろっ、ちゃ。ぐびぐび♪
じゃじゃじゃーん♪(ここで北島三郎調の演歌が流れる。任侠映画でよく見るやつです)
さあ、今ここに、国虫会北九州ヒラタ一家「三代目」が誕生しました。四代目、五代目〜と何代続いていけるのでしょうか?永遠に続いていってほしいものです。
「四代目」へ、始動ちゃっ! 2019/05/11
すっかり暖かくなり、いよいよ国虫会も本格的に始動となりました。
最強武闘派任侠団体「三代目国虫会北九州ヒラタ一家」が「四代目」に向けて始動となりました。
体は小さいながらも、大きな兄弟たちを圧倒する凶暴な性格と、猛暑をもろともしない体の強さを誇る三代目に姐さんを用意しました。三つ指をついて旦那様を迎えるような、控えめで気立てのやさしいメスになります。
一つのケースに両匹を入れると・・・
男と女が出会って3秒で交尾
君たちがいてくれたら、少子化問題なんて
いっぺんに解決するんだけどねえ・・・
見事、交尾が成功!一か月後には、幼虫たちでケースが埋め尽くされるのでしょう。そして来年には、その中から選ばれし一匹が四代目を継ぐことになるのです。まだまだ先の長い話しになりますが、今からそのときが楽しみです。
【閲覧注意 エロ画像】