甲子園では、ベスト8をかけて死闘が繰り広げられているようですが、帰ってくると、なぜか勝敗が気にならなくなるのです。不思議ですねー。
♪ この美しい日本列島に
クワガタ民族と大和民族の美しい共同体を作りたい
さあ、手をとりあって
夢の社会を作ろうよ
おお、われらが国虫会
栄光の国虫会
大日本国虫会 ♪
2013年9月、駅前大型スーパーで売れ残っていた可哀想なクワガタを引き取ってやりました。はじめは、可哀想で引き取っただけでしたが、その魅力にとりつかれていくようになりました。そのうち、日本に「国虫」が決まっていないことに気づき、この魅力あるクワガタを国虫にしようという高い志をもつようになりました。そして、ついに、その志を遂げるべく「国虫会」という秘密結社を結成しました。総裁職にはわたしが就き、必ずやフリーメーソンを超える秘密結社に成長させたいと考えております。どうそ、ご期待のほどよろしくお願い申し上げます。
国虫会 総裁(兼)会長(兼)理事長(兼)幹事長(兼)広報部長 こうやまあきら
スペキオススホソアカクワガタのスペくんが死んでいました。この猛暑にやられた、と、はじめは思ったのですが、寿命が3~4か月ということなので、天寿を全うしたと考えたほうがいいようです。
どうです、この頭でっかちのユニークな体?日本では見ることのできない特異な姿をした魅力あるクワガタでした。
これからは、他の外国産がそうであるように国虫会神社の御神体として、会のいく末を見守っていただきましょう。
【過去の日記から】
皇帝閣下がやってきた! 2016/08/07
国虫会に新たな戦士がやってきました!
東南アジアを中心に、クワガタ界で一大勢力を築いている「ツヤクワガタ族」。そのなかで、「インペリアル=皇帝」の称号を授かる「インペリアリス・ツヤクワガタ」がやってくることになりました。「いったい、どんな高貴なやつが来るのだろう」と待っていると、やって来たのはー
まるで、「園児が描いたお父さんの似顔絵」みたいな、アンバランス体型の小ぶりなクワガタ。ぷぷっ、なんというか、笑っちゃうなあー。
一応、怒っていろいろ攻撃をしてくるのですが、繰り出してくる技が、まるで「猫まねきパンチ」程度のパンチをシュッ、シュッとやるぐらいなのです。笑っちゃうなあー。
あっという間のサヨウナラ、皇帝閣下(苦笑) 2016/08/09
な、なんと、先日来たばっかりの「皇帝陛下」ことインペリアリス・ツヤクワガタが昇天!
気温が合わなかったのか、食事が合わなかったのか、詳しいことはわかりませんが、滞在日数わずか二日間とは、ちょっと虚弱すぎますぞ~。
・・・ぷぷぷっ、なんか最後まで笑わしてくれるやつでした。そんなやつでも、いったん国虫会に所属したからには御神体となって、会のいくすえを見守っていただきましょう(頼りにならなそうだけど)。
ファブ君、登場! 2016/11/20
これから日本は寒い寒い冬へ。クワガタにとってシーズン・オフに入りますが、常夏の国インドネシアでは季節など関係なく日々、新しいクワガタが産まれているようです。インドネシアのペレン島から、一匹の魅力あるクワガタが国虫会へやってきました。「ファブリース・ノコギリクワガタ」、通称「ファブ君」です。見た目は、よく図鑑なんかで「羽根の模様が美しいクワガタ」と紹介されていますが、・・・うーん、ぼくには「皮膚病」に見えて仕方がない(苦笑)
でも、「ファブリース」っていう名前は芳香剤のようで、美しい香りがしそうですね(笑)
これから、国産組はみんな越冬態勢に入りますので(冬眠みたいなもの)、手薄になった総本部の警備をお願いしたいと思います。「国虫会総本部 警備隊長」に任命です。
ラコちゃん、登場! 2017/07/20
<ねー、ねー、鏡よ、鏡、この世で一番かわいいのは、だあ〜れ?
<それは、ラコダール・ツヤクワガタのラコちゃんです
<おほほ、やっぱり、そ〜お〜
クワガタの魅力は、なんといっても大きな2本のツノにあります。なので、みんながほしいのはオスのほうであって、ツノのないメスは邪魔者あつかいされがちになります。
しかし、そんな中、唯一と言ってもいいメス本位のクワガタがいます。それは、東南アジアに分布するラコダール・ツヤクワガタ。その理由は、何と言っても、とにかくメスが「かわいい」んですよ。
<よいしょ、よいしょ
手に登って、甘えてきたりもします♡。女子力たかいですよね〜。でれ、でれ。
スッチー君、登場! 2017/09/11
♪チョッキン、チョッキンナー
近所のペットショップで、くじ引きしたら、クワガタが当たりました。当たったといか、一番ビリの残念賞なんですけどね。
スチーブンス・ツヤクワガタの「スッチー君」です。
極端に短いツノが、まるでニッパーというか爪切りのようです。これで、指でもチョッキンされたら、たいへんなことになりますよ。餌やりも神経を使いますね。
ラティペ君、登場! 2017/10/29
日本はこれから寒い冬に入り、クワガタたちのシーズンも終わりになります。しかし、常夏の国インドネシアでは日々、新しいクワガタたちが誕生し、森は変わらない賑わいをみせているようです。そんなクワガタ王国インドネシアから、「ラティペニス・ツヤクワガタ」の通称「ラティペ君」が国虫会にやってきました。
その姿を見るやびっくり、このあいだ来た「スチーブンス・ツヤクワガタ」の「スッチー君」にそっくりなのです。同じ「ツヤクワガタ族」なので、似ていておかしくないのですが、それにしても瓜二つでしょう。まるで、双子の兄弟みたい。現地で採集してくる業者さんは、どうやって見分けているのでしょうか?もしかすると、とり違いなんかもあるのかも。
(左)ラティペ君<兄い、よろしくな
(右)スッチー君<おう、兄弟
これから総本部は、国産たちが越冬態勢に入ります。無防備になりますから、ぜひとも二匹に警備をお願いしたいですね。
ファブ君、さようなら・・・ 2017/11/04
しばらく留守にしていて帰ってきたら、「ファブ君」が息を引き取っていました。何と言っても、ファブ君の功績は、昨年の冬、国産組が越冬(冬眠みたいなもの)している間、しっかりと国虫会総本部を守りきったことでしょう。長い間、お疲れさまでした。
もうすぐ、長くて寒い冬がやってきます。これから、「スッチー君」と「ラティペ君」には警備隊長の役職を担ってもらいましょう。がんばってくれよー。
ラコちゃん、スッチー君、ラティペ君がつぎつぎに・・・ 2017/12/03
つい先日、女子力高めのアイドル・クワガタ、「ラコちゃん」が息をひきとりました。総本部を一人で明るくしていたアイドルがいなくなり、男ども(オスのクワガタ)が悲しみに暮れております。美人薄命とよくいいますが、ほんとその通り。残念ですね。
ラコちゃん<ねーねー、あたしとチューしたかったんでしょ、ウフフ♡
それだけではありません。さらには―
兄弟みたいなそっくりさんクワガタ「スッチー君」と「ラティペ君」が、二人同時に、そっくりな恰好で息をひきとっていました。ほんと、どこまでそっくりなんでしょうか。これから迎える国産クワガタたちの冬眠期に、総本部の警備を任せたいと考えていたのに残念です。
簡易パネル・ヒーターを敷いて飼育ケースを温めてはいるのですが、やっぱり常夏で暮らす彼らには、日本の気候はあわなかったのかもしれません。ちょっとかわいそうなことをしたかな、と反省もしたりしています。
ともあれ、これからは御神体となって(標本となって)、国虫会の発展を見守っていただきたいと思います。